Shisa.AIは、Shisa関連モデルの活用事例を公開しました。原子力分野の設計図書に関するAIエージェントと、多言語マルチエージェントシステムでの活用をご紹介します。
原子力分野の設計図書に関するAIエージェントでは、Shisa V2モデルファミリーの「shisa-v2-unphi4-14b」がLLMとして使用されました。本モデルは、論点検知AI、仮説付き質問生成AI、回答解析AIという3つの機能すべてに活用されています。
選定理由として、商用利用が可能なApache-2.0ライセンスであること、実証用PCのGPU VRAM 48GBで動作することが確認できたことが挙げられています。また、日本語処理に優れた国産の大規模バイリンガルモデルとして、日本語の設計図書との相性や日本語話者である熟練設計者との対話に適すると評価されました。
多言語マルチエージェントシステムでは、Shisa-V2モデルシリーズがシステムの統一基盤として活用されました。翻訳、知識抽出、体系化、フォローアップを担うすべてのAIエージェントの推論エンジンとして、翻訳から要約、SOP生成までを支えています。
同サイズクラスのオープンソースモデルの中で高い翻訳能力を持ち、日英・英日変換に重点を置いた性能、推論速度、低遅延・低コストのリアルタイム応答が評価されました。自社管理モデルであるため、機密性の高い技術データを用いた追加学習を安全な環境で柔軟に実施できる点も大きな利点です。
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